- 2010年1月17日 22:20
- 龍馬伝
龍馬伝も早い物で第三回。今回で龍馬は江戸に登ります。
今回の総括としたら、まあよかったのではないかと。・・・というのも、1回と2回は粗が目立ちすぎたってのがあるのか、平穏に終わった感じですね。
ただ、詰めの甘さが所々出てました。
冒頭部分は加尾が龍馬のために神社でお祈りするシーンから。「龍馬が江戸から無事で帰ってきますように」と祈って帰る所で、龍馬が登場します。龍馬は「加尾の事好きだが、妹みたいな存在」と話し加尾の恋心を断り、加尾も「縁談ありがとうと祈っていた」と嘘をついて、その場を離れるわけですが、龍馬は「これでよかったんだ」と苦悩の加尾をします。
こう書くとうまくまとまってる気がしますが、この伏線張ってないからここだけ違和感あるじゃねえかと思うんですよ。第二回で急に加尾が告白し、第三回で龍馬も実は・・・というこの強引な展開。それだったら第一回からまるで兄弟のようにはしゃぐ加尾と龍馬の姿を入れてたほうがよかったのではないか。そうでなくても、加尾の事を気に掛ける龍馬の姿を頭から入れてたほうがよかったのではないかと思うんです。
そういう細かい所作があってこのシーンを見ると、土佐を離れるために分かれる結ばれないカップルってのがより鮮明に描かれるじゃないかと。
監督や脚本がその回の盛り上がりしか見てないから、こういう感じになっちゃってるんじゃないかなあ・・・ってのが龍馬伝の悪い所ですな。
あと、個人的にはピエール瀧をもっといじって欲しかった(笑)
「わし一人でしゃべっとったじゃないかー」とフレーム外で聞こえるところの演出はよかったのですが、真面目な先輩だけどとくとくとしゃべっても龍馬がそこにいない、というのを繰り返せば、もっと個性出せたんじゃないかなあ。まあ、電気ファンによる瀧いじりのイメージからの提案なんですが。これで瀧は御役御免なんかいな。
あと、龍馬がキレイでピュアすぎるから、周りの役者のアクというか濃さというか、そっちが際だってるのが気になりますな。今のままだと妄想大河ドラマの方が書いていた「岩崎弥次郎伝」というのが今のところの龍馬伝のイメージかも。
良かった所といえば、最後のシーンかな。
船の上の龍馬、岸壁の弥次郎が叫ぶ内容が違っていたってのは面白かった所。でも、もうちょいうまく見せれたんじゃないかなあ。龍馬は意気込みを叫び弥次郎は龍馬に対する嫉妬の言葉を叫ぶ、でもお互い叫んでる声が聞こえない。でも話がかみ合ってる・・・みたいな。
来週から江戸の千葉道場編に移って、どんどん話は濃くなっていくはずなんですが、伏線が甘いこの物語、さてどうなるのやら。
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