2018年2月6日火曜日

podcast「佐藤大のプラマイゼロ」"日本一遅い箱根駅伝振り返りトーク"の放送台本2018

podcast「佐藤大のプラマイゼロ」の最新回「#110 バトンのオトナ」が更新。
毎年恒例であります「日本一遅い箱根駅伝振り返りトーク」の今年分が公開されましたよ。
今年も「箱根担当大臣」である私めも勝手に協力させていていただいております
正月は両家にあいさつに行くようになり、箱根の1/2と1/3はネットワークがない(場所によっては下手すりゃ3G回線)実家から、しかもまだ1歳の娘もいたりするので、twitterでのリアルタイム追っかけどころか、テレビ中継もほとんどリアルタイムでみることができず(ちゃんと見れたのは1区、2区途中、5区途中、6区、7区、10区ラストのみ、というぐらい)。そのため、12時間の箱根録画でまとめ作りとなりました。だからtwitterのリアルタイムな動きは、大さん、おすぎさん、アマDぐらいのツイートぐらいしかピックアップしていないです。

・・・が、それでもこのボリューム。何をしてる、俺は。嫁も半分白い目でしたわ(苦笑


ということで、放送されたので今年も"放送台本"を公開。放送は30分枠を取ってましたが「これ全部やるとすげぇ時間がかかっちゃんで by 佐藤大」というボリュームですので、追記にしております。放送と合わせてよかったらご覧くださいませ。

●スタート前

TBSラジオでスポーツライターの生島淳さんが話してましたが、駅伝が始まる1時間前の午前7時、ロードバイクに乗るサイクリストは追手門から「箱根駅伝逃げ」と呼ばれるサイクリングをスタートするとか。これは徐々に交通規制がかかって封鎖されていく往路をどこまで走れるかというチャレンジらしいです。以前、プラマイゼロでは交通規制が解除されていくと同時にライダーが走るシーンが映ったとか言っていましたが、逆にこういう楽しみ方をしてる人もいるとは。


往路ゲストは大迫と一色。解説に我らが瀬古。
※ただし、瀬古は往路解説のみ。瀬古語録もなく時代の流れを感じる2018年正月。
ちなみに、文化放送のラジオの往路ゲスト・解説は柏原、神野。
そして、復路ゲスト・解説はGMOの花田監督、今井。
ラジオは山の神が勢ぞろいの豪華メンツだった。

にしても、「山の星」元日体大の服部(現HONDA)がクローズアップされないのは、自称で「星」って言っちゃったせいだろうか? あそこで「三代目
山の神」を自称してたら状況は変わったのかも?

番組最初のCMから、サッポロの箱根特別CMがスタート。
今年も駅伝を見る人視点での応援CMで、初めてツイッターが登場。ハッシュタグ「#みんながんばれ」をPR。(しかも、のちほどランナー視点の別CMも放送)
が、おすぎさん「CM一発目からサッポロという本気さがちょっと・・・」「個人的にCM一発目はやめてほしかった。」とぼやく。個人的には門脇麦がかわいいので全てを許す。

ちなみに、アマDから振られたツイッターでの今年の優勝予想&注目校。
大さんは、原点回帰として東洋を応援しつつ、青山、神奈川、東海に注目。
おすぎさんは東海と予想。応援としてやはり駒沢。
(私め宝屋は、混戦こそ実績重視ということで青学予想)


●1区

東京駅前をランナー通過。駅に向かう脇道は規制されてるのだが、なぜか女性2人だけが道の真ん中あたりで立って応援してる。謎。

5.4キロ地点。沿道で見ていたヒョウ柄コスチュームの人が突然カメラに映ろうと並走を開始するも即見切れる。

サッポロの大人エレベーターCMがスタート。今年は坂本教授と星野源。
坂本教授、年を取ることとは?との質問に、「昔話がしづらかった方と気楽に話せるようになったとかですね。はっきり言うと細野さんなんですけど」と答え、YMOファンは大笑い。

今年気づいたのだが、都内だと左折専用レーンがあったりとかして、1区序盤は道幅が結構変わる事が多い。そのため、集団の端を走っているランナーは集団の中に出たり入ったり。もう少し道幅は一定にしてあげることはできないのだろうか。

6キロ過ぎから遅れ始めた学連。本来なら、13年ぶりの東大ランナーが走る予定だったが、当日インフルのためメンバー変更に。東大ツイッター、早朝に無念の報告、応援ツイートは中止を発表。

ダイワグループのCMスタート。個人的には「ダイワの役所広司で遊ぼう」のコーナー。今年は例年のドラマ仕立てではなく、カントリーを歌う内容に。個人的には今年のCM大好き。

今年のCMは、出演者全員が加齢に踊るCMが多かった気がする。ララランドとかの影響?

ゲストの大迫、一色共に1区を走った経験があるので、1区の思い出について振られる。
大迫「結果的には良いレースだったが、ミスもあり満足してないレース」
一色「ついて行くつもりがレースが面白くなってしまって前に行ってしまった」

16.8キロ地点で、今年話題となったアンパンマンカーがその姿を見せる。
ナンバーはダッシュボードに乗せている模様。
(ナンバーのダッシュボード置きは道路交通法の第六十三条「整備不良」違反となるようで、のちほど神奈川県警から怒られたという未確定情報も)

17キロ地点、残り4キロで青学が仕掛ける。
が、引き離せず17.6キロ地点で東洋が捕まえ一気に前へ。青学は後退。
六郷橋で東洋一気にスパート。集団走だったのが一気にスピードが変わり隊列が縦に伸びるスパート合戦に。

一方、車の速度規制もあり、アンパンマンカーは19キロ過ぎまで選手と並走。2キロの間、ずっとカメラに抜かれ続ける。丸いフロントライトがフレームインするとちょっと怖い絵面に。

鶴見中継所。
東洋トップでタスキ。以下、国学、駒沢、日体、青山、神奈川、東海と続く。
拓殖、13位でタスキ。デレセ、交代寸前でタスキラインに出てきてギリギリタスキ。

1区の区間賞をとった東洋西山のインタビューが入る。インタビューに大迫登場。大迫が声をかけたら西山「憧れの人」からの突然のインタビューに数歩後退りする。



●2区

神奈川大の鈴木健吾、順大のオリンピアン塩尻など、エース級が揃った花の2区。

山梨学院のニャイロ、序盤から一気に3人抜きして拓大デレセに並びそのまま並走。この二人で次々とごぼう抜きを開始する。3キロ時点では、中央学院をデレセとニャイロが挟んで追い抜く凄い絵が。

ここでサッポロのCMのもう一つのパターンであるランナー視点CMがスタート。
「脇役のいないドラマに」というキャッチの通り、怪我をしてタイム計測で協力する者、給水係を担当する者、子供の時から親と走って練習してきた者、その子供をテレビで応援する親など、それぞれのランナーにはそれぞれの背景があり箱根路を走るといういいCM。
ちなみに、CMに登場した学校は実在の学校をもじった架空の学校。確認できたのは、緑山学院、千葉中央大学、神文大、東江大、神奈川文化大学。

2位争いの第2集団は青学、神奈川大。15.8キロ地点、権太坂の下り坂で青学森田が神奈川鈴木を引き離し単独二位へ。20キロ過ぎにスパートし、一気に引き離す。

一色、戸塚中継所前にある戸塚の坂の感想を聞かれ「思い出したくもないぐらい不得意」「急激に登るから壁のように見える」。これには瀬古も同意。

東洋相沢、序盤から快走を続け、2位青学に22秒差をつけてトップでタスキ。相沢、豆柴らしくない爽やかで渋い顔立ちと髪型が特徴。

ニャイロ13人抜き、デレセ8人抜き。
16キロ過ぎ、デレセ、リラックスのため回した腕がニャイロに当たっしまい謝る。
終盤にニャイロがデレセ引き離し山梨4位でタスキ。拓殖は5位と、両校大きく順位を引き上げる。

2区の繰り上げはトップとの差10分。最後の21位を走る学連は残り3秒前ギリギリでタスキを繋げる。

戸塚中継所。
東洋、青学、神奈川、山梨、拓殖、早稲田、東海、日体、中央、順天。
駒沢は11位でタスキ。大きく出遅れることに。

2区の区間賞は青学の森田と山梨のニャイロ。トップ通過の東洋相沢は区間3位のタイム、この快走が22秒差のトップを死守することにつながる。
ニャイロは区間賞インタビューで日本語で答える。大さん「通訳いらずのニャイロさん」


●3区

トップ争いは2区同様、東洋を青学が追う展開。東洋はエース山本、青学は2大エースの一人である田村。エース同士の対決で3区は展開。5キロ過ぎの遊行寺坂で、青学が12秒差まで詰めより、一旦8秒まで詰めるが、「田村は無理をしたか(瀬古)」「いつもの田村と違う(大迫)」と東洋と青学の差が徐々に広がって行く。

3位以降、特に10位付近が激しくしのぎを削って順位がころころ変わる目まぐるしい展開。
東海は、「東海の鬼」こと鬼塚が快走する。

平塚中継所で4区にタスキ。
最初にタスキしたのはやはり東洋。46秒遅れて青学がタスキ。
エース同士の対決で、青学に大きなタイム差をつける。
青学田村は最終学年。出し切ったのかレース後は柔らかい顔に。

以下、早稲田、神奈川、拓殖、東海、山梨、中央、順大、駒沢とタスキ。
拓殖、山梨は2区の貯金を守り切る。駒沢、じりじりと順位を上げてくる。

学連は21位でタスキ。4区のランナーは今年予選落ちした明治中島。
あの明治が学連出場というちょっとした違和感。来年は戻ってこれるか。

3区の区間賞は東洋山本。2位は青学田村が取るが、山本との差は24秒差。
悪くはないが、今回は山本がワンランク早かったということか。
3位に東海の鬼塚が入る。



●4区

平塚中継所直前から激しくしのぎを削る3位争い。
神奈川と早稲田の争いは4区に入っても続き、並走・駆け引きが行われる。

9キロ地点は、7区ではフリーザ地点となる二宮。
個人的には「裏7区」と呼んでたりする(笑
その二宮でのタイム計測で、1位東洋と2位青学の差が46秒から1分13秒に広がる。

二宮の坂道辺りに、パンダの着ぐるみを来た人ががエールを送る姿がたびたび抜かれる

快走する東洋。
後ろを走る車に乗った酒井監督が、携帯で連絡をとる姿が。

次第に5区に近づく箱根駅伝。
瀬古「しかし、山だけは分かりませんからね」と往路の展開に含み。

4区を10位でタスキをつないだ.駒沢、ジリジリと順位を上げていく。
監督車からあの大八木監督が褒めちぎる意外なマイクが驚かれる。

日が高くなり日差しが出てきた暑くなって来た後半戦。
15キロ過ぎて、2位を走る青学梶谷は汗びっしょり。顔を歪めながら、給水をとる。
原監督も監督車から「タイムをしぼり出せ」と檄を飛ばす。

一方、トップを走る東洋吉川は表情を変えず黙々と飛ばす。

城西、国学、帝京が激しい9位争い。赤系のユニフォームが揃ってつばぜり合い。

小田原中継所。
東海吉川、区間新でトップでタスキ。いよいよ山登り。
青学は2位でタスキ。その差は2分2秒。さらにタイム差が広がる。

神奈川大塚、3位でタスキ。先ほど区間新を出した東洋吉川のタイムをさらに上回るタイムで区間新を上書きする。スピード区間と呼ばれる4区だけある。
駒沢が10位から7位まで順位を上げる。
国学土方、タスキと同時に力尽きて前方に倒れこむ。その際に、走り始めようとした5区ランナーの河野が巻き込まれ転倒。周囲から悲鳴が上がるも、河野は即立ち上がりスタート。
16位でタスキをつないだ中央学院もタスキと同時に倒れ込み、4区ランナーがタスキを持っていたため、5区ランナーが引っ張られ転倒しそうになる。
気温が上がったためか、今年は倒れこむ選手が多い。それだけハードな4区。

タスキ順位は、東洋、青学、神奈川、拓殖、早稲田、東海、駒沢、中央、国学、城西。

学連、繰り上げタイム余裕をもってタスキを繋ぐ。これは明治の意地か。
学連5区は唯一の沖縄出身ランナー関東学院大の田島。



●5区

3キロ地点は、プラマイゼロではおなじみ函嶺洞門。
大さん1年ぶりの関連同門に「洞門。ちーす。」と挨拶。
おすぎさん「やっぱ寂しいっすね。なんか聖路が失われた感じで。洞門走りたかったっす!みたいな人もきっといるはず」とカメラの向こうに見えるトンネルに思いをはせる。

2分差をつけられていた青学が逆襲を開始。
函嶺洞門での計測で、東洋と青学の差が1分50秒と10秒以上縮める。

おすぎさん「山で応援してる人はガチなのか、ファッションなのか。」とささくれツイート。

今年は5区ランナーを「山男」と呼ぶ函嶺洞門の中継アナ。

9キロ地点の宮ノ下。今年も選手の名前連呼して応援するアナウンスが鳴り響く。
宮ノ下での東洋と青学のタイム差は1分5秒。青学がハイペースで詰めている。

今年も山の神候補が登場。
法政青木、はタスキ時点ではトップとの差は7分9秒だったのが、12キロ地点の小涌園前では5分25秒と大幅に詰める。
城西服部は、10位でタスキをもらったあとグングンごぼう抜き。13.6キロで神奈川を抜いて5位に。
順天の5区ランナーは山を攻めると書いて山田攻(やまだこう)。名前の通り、攻めていく走りで、15位スタートの小涌園前地点で4人抜きして11位へ。

一方、小涌園を過ぎたところから今年の優勝候補として名前が挙がっていた、全日本大学駅伝優勝校の神奈川のペースがガクンと落ちる。

今年で営業を終了する小涌園。小涌園前踏切、小涌園前という名前は、来年からどうなるのだろうか。

山の頂上、16キロ地点の芦ノ湯の直線。ついに東洋と青学が引きのフレームに一緒に入る。その差、43秒。残りは5キロ。
しかし、驚異のハイペースで差を詰めてきた青学竹石、給水の後突然止まり、痙攣を止めるため両足のつま先をすばやく引っ張り、すぐにスタート。残り1キロの大鳥居地点でも再び止まって痙攣を止める。
原監督、懸命に走る竹石に「往路優勝しようぜ!」と猛檄。


東洋酒井監督、残り1キロとなる大鳥居をくぐった所で、監督車の後ろを振り向き青学との差を確認する。

結果、東洋が1区からトップを守り4年ぶりの往路優勝。
青学は2位でゴール。その差、なんと36秒。5区スタート時点では、2分2秒差だったので90秒近く縮めたことに。四連覇の可能性を大きく残す大きな区間となった。。

区間賞は9人抜きを達成した法政青木。区間新をマークし、法政としては60年ぶりの区間賞獲得となる。

3位以降は、早稲田、拓殖、法政、城西、日体、順天堂、東海、中央が入る。

法政は区間賞の青木の快走で、14位から5位まで引き上げる。
日体は12位から7位、城西は10位から6位、順天堂は15位から8位に順位を大きく上げる。
拓殖は2区デレセの貯金をしっかり守りきった。
凄いことに、6位までの学校が区間新を記録する。

一方、順位が上がる学校があるという事は順位を落とす学校があるわけで
今年の優勝候補にも挙げられていた神奈川が3位から15位へ大きく後退。
東海は6位から9区に。東海は今年も往路が鬼門となる。
国学は9位から14位へ後退。
じりじり順位を上げてきていた駒沢も7位から13位に後退。「復路の駒沢」の力が試されることに。

優勝校インタビュー。いつもながらの豆柴感な生徒に比べ、酒井監督が一番大学生ぽい顔立ち。


大さん「今年は、いろいろな場面で世代交代を感じた往路でした。そして、東洋の今年のチームは、僕らがこの番組で応援をはじめた頃の豆柴な雰囲気があるなぁと。このまま打倒、青学で明日もがんばってほしい。」

おすぎさん「箱根駅伝往路お疲れさまでした。東洋おめでとうです。今年は戦国感たっぷりで若い力がみなぎってましたが、伏兵感も楽しめました。」

夕方のスポーツニュースでは「東洋が往路優勝」という流れよりも「4連覇がかかる青山学院は2位」と青学中心の構成で放送されるものが多く、今大会の青学の注目度合いがよくわかることに。



●6区

8時、東洋スタート。
36秒後、青学スタート。青学の小野田は3度目の箱根、3度目の6区と山下りのスペシャリスト。過去2回は共に区間2位という記録。

城西の菊池。スタート前にお腹に手を当てぐるぐる念入りに回す。うちの1歳の娘はそれをするとウンチが出やすくなるのだが、便秘か?途中トイレに行きたくならないか?と余計な心配をしてみる。

17位以降の大東文化、国士舘、東京国際、上武、学連は、前日10分以上のタイムだったので一斉スタート。

全校スタートした後、CM直前に流れるの50回大会の過去映像。復路同時スタートの模様が流れたが、13校以上がスタート。どんな状況だったのだろう。

3キロ地点、拓殖と法政が並走。
そこに前日2区を走った拓殖のデレセが私服姿で沿道で並走しアドバイス。来ているダウンに拓殖のTマーク。売ってるのか?あのダウン。

9キロ小涌園前、東洋と青学の差は28秒差。前日から引き続き、その距離を詰めてくる。
青学の原監督は「6区で36秒差をひっくり返し、逆に36秒差をつけるのが理想」と語っていた。

おすぎさん「やっぱ下りの太もものプルプル感ハンパない。東洋の子もいいプルプルしてる。」とプルプルを連呼。
一方大さんは「山下りは重力との付き合いと股関節がポイントっていうマニアックな解説すき。」と、こちらは言葉のチョイスに視点が。

13キロ過ぎの大平台で15秒差。青学、東洋の姿を完全に視界に入れる。
そして15キロ時点でついに並び、グイグイと青学小野田が引き離していく。青学、今大会1区のスパート以来のトップに立つ。

残り4キロとなる函嶺洞門。青学と東洋の差は13秒開く。
今日のスタジオゲストは、元東洋の服部弾馬。「1秒を削り出して欲しい」とコメント。そのコメントの後、言ってやったぞ感が軽く溢れた表情。

函嶺洞門はお馴染みリラックマゾーン。位置取りが難しかったのか今年は見切れ気味に。
代わりに「石川眼科」ののぼりを持ったパンダマスクの男と、「本人です」というのぼりを持ったサングラス&マスク姿の男が映りこむ。大変うざい。
ただ、カメラワークでこの3人をさくっと見切らせて画面フレームから外す。今年は中継カメラマンの大勝利。

青学小野田の快走もすごいが、帝京も12位から7位に順位を押し上げる。
山登りも山下りも、やはり順位の入れ替わりがはけましい。

小田原中継所。
青学小野田は、区間新に3秒足りない大快走を見せてトップでタスキを繋げる。
東洋とは52秒差。原監督の「36秒をひっくり返し、36秒差をつける」という理想以上の結果に。

早稲田3位でタスキを繋げる。
トップ争いと6位付近の激しい争いでほとんど映されなかった不遇の早稲田。

以降、法政、東海、拓殖、帝京、順天、城西、中央学院とタスキをつなぐ。

なお、山のタイム計測地点となっているホテル小涌園は箱根駅伝の終了を待って1月10日に59年間の営業を終了。今後は高級宿泊施設を含めた再開発を検討中とのこと。



●7区

東京国際大の7区ランナーは渡辺和也。1年生だが年齢は30歳のオールドルーキー。実績十分の元実業団ランナーで、テグ世界陸上では日本代表になったことも。セカンドキャリアとして指導者を目指すため、教員免許を取るため東京国際大の社会人入試を受験し合格。陸上部に入り箱根を目指してきた。渡辺曰く「2度目の青春」。
スタジオゲストの佐藤祐基「その年5000mで競り負けた」。
おすぎさん「東国大、渡辺さん。佐藤悠基と走ってたって。二度目の青春とか、話題にことかかない箱根。ネタが豊富だわ。」

シード争いの10位付近が大混戦。
7位帝京を追いかけて、城西、順天堂、中央学院、日体大がひしめき合う。

今年もきました、フリーザポイントがある二宮。
今年から二宮の壁の段差部分の立ち入り禁止規制がかかったようで、フリーザ様達は沿道から応援することを余儀なくされた模様。そのため、今年はいないと勘違いする人が続出。函嶺洞門に続き、カメラに映りこむ攻防がいよいよ激しくなってきた。
今年はジャイアンがメンバーに加わり、ニャンコスター、ラインダンス、「宇宙戦隊キュウレンジャー」のエンディングに登場するキュータマダンシングなど新ネタを入れて応援する。

その二宮で、柵のある坂道に謎の着ぐるみゆるキャラが初登場。ただカメラに入りづらかったからか、途中で下の沿道に折りてくるも、やはり位置が悪く見切れてしまう結果に。

フリーザ様による人気スポットになったためか。カメラに向いて映る人が多くなってきた。大変うざったい。応援なら選手の方を向いて応援を。

シード権内にいた順天堂、8位からシード権圏外の11位へ後退する。10位との差が二宮で33秒。シードに入るため懸命の追走が行われる。

13位を走る駒沢のエース工藤が10キロ過ぎからふらつき始める。残り11キロもあり、中継がざわつき始める。一方、監督車の大八木監督は静かに見守る。工藤、左足が抜ける感覚ということで、足を叩くシーンも。

平塚中継所。
設楽悠太の記録を大幅に更新する区間新のペースで走った青学の林がトップタスキ。青学二枚エースの一人、下田にタスキを繋ぐ。
二位は東洋。3分27秒とさらに差が広がる。

以下。早稲田。法政、東海、拓殖、日体大、城西、帝京、中学。
11位順天堂は2分36秒差。

駒沢工藤、必死のラスト1キロ。マイクを持った大八木監督、「離されないようにいくよ」「あと1キロ。これで終わりだよ。」「四年生最後だよ」という激励。心温まる激励だが、大八木監督の心が冷え切るようなドスの効いた怒声の猛烈な檄を知ってる箱根ファンにとっては、このような内容の檄を聞いてびっくりする。近年丸くなったといわれる大八木監督。昔からのファンとしては「お前男だろ!」というあの大八木節を今一度聞きたいのだが。
その工藤、意地でタスキをつなぐものの、テントで背中を丸めてむせび泣く。

平塚からついに、今大会初の繰り上げスタートで上武、学連のタスキが途切れる。
上武、繰り上げ後、39秒後に到着。涙ぐみながらコースに一礼するも、手にしてるのは繋がらなかった黒のタスキ。



●8区

青学下田は最終学年、3回目の箱根。全て8区の区間賞を持っており、今年も区間賞を取ると史上初の快挙となる。

二位を走る東洋は、トップとの青学と差は3分だが、後ろの早稲田とは4分差。
酒井監督。早稲田との差を広げようとの檄を飛ばす。3位との差を広げたら、自然と前のタイム差も縮まるという理論か。
ジョジョ3部の「追いながら戦い、逃げながら戦ったら挟み撃ちになる」ディオ挟み撃ち理論by承太郎と似てる。似てないか。

東海の館沢が法政、早稲田を一気に抜き去り3位に上がる

あれだけめんどくさい沿道の応援客が多かった8区だが、今年はめっきり減った。代わりにそういった人たちは二宮に移った感もある(笑

青学の下田、スパートで顔を歪めながらも笑顔が出る余裕の走りをし、1位でタスキ。ゴール後コースに礼を述べたあと「やばい、疲れた、疲れた」と笑顔で漏らす。そして恒例のピースで最後の箱根を締める。そして3年連続区間賞をとなり有終の美を飾る。

東洋は6分14秒。この辺りから、トップ集団への興味からシード争いへ注目が映り始める。
3位以降は、東海、法政、早稲田、日体大、城西、中学、帝京、城西。
11位順天は10位と1分21秒差。1分以上差を詰めてきてシード争いに期待を残す。

戸塚中継所でも新たな繰り上げ。
上武、学連に加え、大東、山梨、国士館が繰り上げ一斉スタート。



●9区

上位2校は安定してるが、3位以降では1つでも順位を上げようと激しい争い。
特に4位争いが激しく、日体大が上がってきて、法政、早稲田と三つ巴に。
法政の磯田が背が高く、日体大の室伏が坊主で背が低いため、中背の早稲田の清水が一つのフレームに収まっていると、大中小のランナーの絵面となり、遠近感が狂いそうになるインパクトのある走り。

東洋の小早川は東洋唯一の4年生出場ランナー。東洋は今年は1年~3年が中心のチーム編成。「同じ力だったら1、2年を使う」という鉄則があり、卒業する4年生でも突出した力がなければレースに出れない厳しさ

CM明け、突然日体が大きく遅れているシーンからスタート。CMの魔物が姿を現す。

青学10区タスキ前2キロから、大手町のゴール地点の模様の中継が。少しずつ4連覇エンディング感が醸し出されてくる。

鶴見中継所。ものすごく人の数が多い。
大さん「年々、鶴見の観戦者が増えてる気がする。」というコメントもうなずける。

青学近藤、トップで安定のタスキ。「全然ダメでした」と漏らすが(区間9位)、顔はおだやか。

東洋、5分22秒でタスキ。唯一の四年生の意地を見せる。

以下、東海、早稲田、法政、日体大、城西、拓殖、帝京、中央学院。
11位順天堂は、10位中央学院との差を1分6秒差までタイムを縮める。
なお、区間賞は早稲田の清水が取り、早稲田の意地を見せる

駒沢、12位に押し上げる。こちらは11位の順天堂との差は1分半。

必至に走る国学院。予想タイムでは、繰り上げのギリギリラインにいる。前田監督から「あと1キロ!みんなの思いをつなぐぞ!」とゲキが飛ぶ。

鶴見中継所、繰り上げ1分前。
タスキラインに、まだ到着していない中央、国学、東京国際、学連、大東、国士舘、山梨、上武のランナーが繰り上げタスキを手にして並ぶ。
中央が残り40秒でタスキ。無事繋がる。
繰り上げまで残り15秒。国学院が鶴見中継所の道へ入ってくる。声を張り上げるアナウンサー。遠藤の応援もひと際声が大きくなる。
残り10秒、国学院必至のロングスパート状態の体がブレる。
残り3秒、30メートル弱。
そして残り20メートル手前で無念の繰り上げスタートの号砲が。一斉にスタートするランナー達。「なんということか…!届かなかった!届かなかった!わずか5秒届きませんでした!」アナウンサー絶叫。



●10区

さあ、最後の10区。ほとんど優勝は決まってしまっているため、ゴール待ちの雰囲気に。

シード争いとなる11位の順天堂。ジリジリと10位との差を詰めていき、12キロ過ぎについに運営者の姿を捉える。残り9.5キロ、新八ツ山橋で45秒差まで詰める。

アマD、10区の距離を「たとえば大手町にいる先輩からの電話を品川で受けて「ちょっと今すぐ来て、走って」って言われたって絶対無理な距離」「タクシーでも料金が若干気になる距離。ぜひ電車で行かせてほしい、そんな距離」と例える。

今年はドラマ「陸王」の人気もあってか、シューズに注目する人が多い大会。
特に注目されたのが、ナイキの「ズームヴェイパーフライ4%」。大迫や設楽悠太、東洋大や東海大の主力選手が履いているそうで、今まで主流だった薄底に対しこの靴はカーボンファイバー製のプレートが入った厚底。推進力が高く、一部では「ドーピングシューズ」などと揶揄されるほど。ただ、価格は2万5920円(税込)かなり高額。
調査では、箱根駅伝で210人中58人がナイキ。アシックスからナイキに“政権交代”が行われた事に。調査をしたのがスポーツジャーナリストの生島淳さん(昨年大さんが読んだ「箱根駅伝ナインストーリーズ」の作者であり、アナウンサー生島ヒロシさんの弟さん)。さすがいい仕事をする。
http://number.bunshun.jp/articles/-/829687


CM前の過去映像で青学3連覇の胴上げ映像が。もうそろそろいいよね?感が漂い始める。

そんなわけで、青学が2位に4分以上差をつけて総合優勝。
大会新記録となる総合10時間57分39秒、そして史上6校目の大会4連覇。

2位は東洋。これで3年連続総合2位。やはり笑顔なし。
3位以降は、早稲田、日体大、東海、法政、城西、拓殖、帝京、
そして10位には中央学院が入り来年のシードを確保する。

必至に追い上げてきた11位順天堂、14秒差まで追い上げるも力尽きる。

早稲田はがっちり3位を死守。手堅い走りで後続を振り切った。
拓殖は2区でデレセが作った貯金を10区まで大事に守り切った素晴らしい順位。
法政、城西も山で押し上げた順位を守り切った。

駒沢は巻き返せず12位でフィニッシュ。9年ぶりのシード落ち。来年は予選会からの登場となることになる。


おすぎさん「青学の宣伝も忘れない原監督はさすが!
この人ありきな感じがするけど、もし他の学校に行ったら……なんてことを考えてしまう。でも、選手が想像以上の走りをするって監督冥利に尽きるんだろうな。これまで以上に幸せだろうな。」



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まとめとしては、秋の駅伝シーズンはなんだかんだありましたが、やはり青学強しでした。田村・下田が引退しますが、来年は区間賞を取った3年が3人も残っており、5連覇も夢ではないと思われます。(ちなみに5連覇は日体大のみ、6連覇は中大のみ、7連覇は前人未到)

個人的には、来年は2位の東洋が楽しみです。2017年は先を見据えた若手のチーム作りを行っていながら安定した成績を残してたのですがその結果が早くも出てきて、来年のストップ青学5連覇に期待がかかるところです。

まあ確実なのは、2018年も原監督の顔をブラウン管でよく見るんだろうなあ・・・(笑

あと、今年はおすぎさんはささくれたり、ぼやいたり、感傷に浸ったりと、ぼやきツイートが多かった感がありました(笑


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新発見というか、再確認というか、箱根は今年のCMのように「みんな頑張れ」のスポーツなんだなあと感じました。
母校の横断幕や旗を振っていても、他校のランナーが走ってくるとがんばれと声を掛け、自宅の二階から見ることができるのに沿道に出て人の層に挟まってでも道から応援を送る。
ラグビーがゲームが終わったらノーサイドと言いますが、箱根は優勝を争う優劣をつける競技ではありますが、少なくとも見ている人にとってはレース中からすでにノーサイドという珍しい競技のような気がしました。

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