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龍馬伝感想伝 第10回「引き裂かれた愛」 ~スロースターター~

  • Posted by: 宝屋
  • 2010年3月 7日 20:48
  • 龍馬伝
今回はタイトルでも分かる通り、龍馬と加尾の別れの回。そうなるとどうしてもラブストーリーが中心になって回るため、これを「大河」らしい話でいかに形作るかがポイントだったわけです。

前半は何しろ気持ち悪いぐらいのシーンぶつ切りの展開で飽きてきそうだったのですが、半平太が柴田備後とつるみだす所からぐっと引きつけるような話に。大河にあれだけ恋愛を軸に置かれたら実に気持ち悪いんですが、後半は政情と絡めた上、福山と広末が迫真の演技を見せたため後半はぎゅっと締った回となりました。

とにかく、広末の泣くシーンが多かったなあ。うれし泣きから悔し泣き、悲し泣きまで様々なパターンで泣きました。またいい涙を出すんだ、広末が。龍馬の告白の時の涙なんかは、前半の見所でした。
これで加尾は御役御免になるっぽいですね。ちなみに、加尾はこの後4年間京で暮らした後、その4年後に土佐藩士を婿に迎えて結婚したそうな。その翌年に龍馬没。運命に翻弄された二人ですねえ。

そんな恋愛筋の脇にはいろんな話がありましたが、今回は武市半平太の揺れ動く心ってのが大きな見所でした。
今まで「攘夷」一辺倒だった武市。そのためヒューマニスト龍馬とぶつかるので、どうしても冷徹な悪役っぽいスタンスに立ってたわけですが、先週の山本琢磨の話から自分の「攘夷」に揺らぎを感じ始め、今回はその揺らぎが大きな葛藤として出てきました。攘夷を実現させるためには身内をも売らなければならない、そんな行動を取らざるを得ない所が今までの武市の生き方と相反するその「揺らぎ」こそが、人間武市半平太を今回出ており、実によい武市を見せてもらった、という感じでした。
柴田に加尾を辞めるよう懇願する所なんかは「ほぉ~」といい意味で裏切られたし、加尾を取り戻しに来た龍馬のシーンなんかは、昔の武市を思い出させるいいシーンだったのではないでしょうか。

他に見所ポイントを3点。
先週「ワルぶった顔が似合わない」と評した平井収次郎の宮迫ですが、真剣な兄ちゃんの顔だったら、似合ってるよね。前半の収次郎の顔はよかったのではと。
あと弥次郎はついに綺麗になったけど歯は汚いのね。腹は黒くないけど歯は黒いっていうそ
ういうキャラなのか?
あと、乙女ねえやんの旦那が温水さんだったとは。温水さんだからこそ、乙女ねえやんの「あんたは好きな人と一緒になりなさいよ」という言葉に重み(?)があった気がするなw

そうそう、どうしてもこのドラマはコメディパートを必ず入れないといけないの?!とさすがに思ってきた(苦笑)

で、今週の気になる所なんですけど、2点程。
今週評価した武市半平太ですが、これがまばたきしすぎ! 龍馬の直談判のシーンで、龍馬が武市にかみついてその武市をカメラがアップで抜いていましたが、武市がまばたきが多いんですよ。確かに内心動揺しているのかもしれませんが(その後のシーンのつながりを考えると十分あり得るわけですが)、あそこはぐぐっとこらえて欲しかった気もしました(その後注目していたんですが、大森南朋氏はまばたきがちょいと多い役者さんっぽいですね)

もう一点は、大泉洋の使い方。第8回では「無駄にしゃべりすぎる」と評したんですが、今回の登場を見てると今ひとつ大泉饅頭屋をうまく使い切れていない。大泉には狂言回しとしての役割を与えているようなんですが、展開を手伝うための演出が唐突すぎて違和感があるんですよ。
何度も書いてますが、私はこの大河に「せめてもう一言あればスムーズになるのに」と嘆いてるわけですが、この一言あればスムーズにシーンが進行する役目を仰せつかったキャラが、その一言がないからスムーズに進まないとはどういう事だ!?と実に矛盾してるのが気持ち悪い。何とかして欲しいなあ、瀧と同じように美味しい役回りなのに。

さて、来週は遂に土佐勤王党結成です。今週から改革派vs攘夷派がはっきりしてきましたが、来週からはもっとはっきりしてきます。そして改革派も攘夷派にも絡まされる龍馬、はたしてどうなるのやら。攘夷のために加尾を取られたそのわだかまりはどのように演出されるのかが楽しみです。

龍馬伝感想伝 第9回「命の価値」 ~落差で見せろ!~

  • Posted by: 宝屋
  • 2010年3月 1日 01:14
  • 龍馬伝

落語などではどっと笑わせる箇所で笑わせたい場合、その前のシーンでちょっと泣かせたりしんみりさせたりなど、緩急を付けます。どっかんどっかん笑いを取りたいのは山々ですが、笑いに笑わせるとお客がわいの飽和状態になっちゃうんで、緩急を付けて確実に笑ってもらってスッキリしてもらうというわけです。

今日の「龍馬伝」はまさにそれ。前半はコメディパートで、後半はシリアスパートで構成しておりました。
サブタイトルでも分かるように今回は「命の価値」。落とし物に手を付けた山本琢磨の切腹騒動で龍馬が立ち回るという所がメインテーマであり、このメインを生かすためにもコメディパートでまず持ち上げておいて、シリアスパートでしっかり見させる・・・というのが、目的だった様な気がします。

こういったストーリーの緩急は「新選組!」の山南敬介切腹の翌回がコメディタッチの回だったように、民放ドラマを書いていた人の得意分野なのかもしれません。

今回のコメディパートは実に長い(笑)
佐那のツンデレ振りが一層ひどくなり実にほほえましいのですが、そのツンデレよりも味があったのは渡辺いっけいの古風な兄貴の立ち回り。ツンデレ佐那を何とかして龍馬と絡めようとする努力が、実にほほえましい。「坂本君、僕は君が好きだ!」で龍馬が吹いてましたが、見ている人も意表を突かれて吹いたはず。兄貴が妹のためにわざとらしい演技で一肌脱いでる所なんか、今じゃ見かけないいい兄弟関係じゃないですか!(笑)

一方後半は急にテーマが重くなります。
ポイントはヒューマニストの龍馬とリアリストの半平太の対立ですが、ここ最近半平太が息巻きすぎて隙がなかったわけですが、江戸に出てきて土佐の不遇な境遇に直面し嘆きまくるという一介の土佐藩士の顔を覗かせます。今までいわゆる過激派急先鋒の武市先生だったわけですが、攘夷攘夷言ってるけどいろいろ苦労もあるんだよ、という人間・半平太を見せる事で、視聴者にも好感を持って貰おうとしてる作戦ですね。

で、山本琢磨に切腹に命ずる武市先生。それに対しヒューマニストの龍馬は「生きてこそ価値がある」と逃がしちゃうわけです。これを見ていて「龍馬、偉い!」と思ってしまいますが、よくよく考えると同時期に新選組が存在しており、土方歳三が局中法度で武士道に背く者は切腹させられてたわけです。ここだけピックアップするのも何ですが、「侍の生き方」と考えると切腹はもしかしたら当然の結果であって、龍馬の存在こそが当時異質だったって事が十分にあり得るわけです。
つまり世の中の物差しはその時代によって変わってるから、武市の判断は間違っている、というわけではないかも知れないって事ですね。

ここまで龍馬と半平太の考え方が違うとなると、龍馬はどういう理由で土佐勤王党に加盟するのかが大変楽しみになってきます。

来週は土佐に戻るのか知りませんが、加尾との別れが待っています。タイトルもずばり「引き裂かれた恋」。まさに先週打った布石がここで生きてくるわけですが、もともとここのタイトルは「加尾の覚悟」だったんですよ。それがいつの間にか「引き裂かれた恋」に。
これはおそらく「加尾の覚悟」にすると、加尾が信念を持って龍馬から離れる事になってしまい、これじゃ話にそぐわなくなると考えたのではないかと。そのため「引き裂かれた恋」というベタタイトルが選ばれたって事じゃないかな、というのが私の予想です。

それにしても、周次郎の宮迫が何かワルぶってるしか見えないんだよなあ・・・

龍馬伝感想伝 第8回「弥太郎の涙」 ~ウェルメイドな回~

  • Posted by: 宝屋
  • 2010年2月21日 21:22
  • 龍馬伝

第8回です。今まで急転で進んでいた話がちょっと止まりました。
そうなると、こういった回で大事なのは伏線作りをいかにどう魅せてくるかという所。
今回は結構じっくり魅せたウェルメイドな回だったと思います。

今回はタイトルにもなってますが弥太郎を中心に話が進みます。
しかし、そこで絡めてきたのは

・弥太郎と龍馬の関係
・上士と下士の関係
・半平太上京
・龍馬と加尾の両思いの関係
・加尾と周次郎の関係
・龍馬の最上京

・・・と、今後に繋がる話がたくさんちりばめられており、しっかりと伏線を張っていきました。今まで慌ただしくバタバタと見せていた話を一旦落ち着いて整理した感じに。

特に今回は龍馬+弥太郎が吉田東洋に直訴する所。
あまり歴史を知らない人は、あの二人が熱を込めて上申し、それに胸を打たれて東洋が話を聞く、というシーンを予想したはずです。でも東洋がむげにする。この手の平返しの演技は素晴らしい。ここで「力」という壁を、二人は痛感するわけです。

こういった事を考えると、コメディなシーンは全般的にいらなかったんじゃないかなー。
例えば弥太郎が江戸から帰ってくるシーンは、確かに30日旅程を16日で帰ってきたのは、弥太郎の強い思いによってこそですが、それは早回しで演出しなくてもよかったのではないかと思うんです。
こういう事をしなくても、見てる人には分かるんだから、ってことでそろそろ演出家は気付いて欲しいなあ。
(刀の錆の部分はコメディシーンというだけでなく、弥太郎が剣術を疎かにしつつも侍であるという矜持を持っていたという点を表現するのによかったエピソードとは思ってます)

大泉洋の饅頭屋は情報屋になりそうな便利な役になりそうな予感。饅頭売りなので情報を一杯持っている、という設定もつけれますし。
ただ、無意味にしゃべりすぎる。口数が多いキャラの設定があるのだったらいいんだけど、まだそこまでキャラ設定がされてない状況でペラペラとしゃべりすぎてるかなぁと。
例えば、加尾の前で龍馬の再上京をしゃべった時もいろいろペラペラしゃべってたらよかったのに、と思ったり、龍馬に庄屋と奉行所のつながりをしゃべる時なんか「弥太郎の一件絡んでるでしょ?」と持ちかける所はいいとして、その後の話の展開が唐突すぎる。
今までの演出について「せめてもう一言あればスムーズなシーンになるのに」と嘆いてましたが、ここでもそれが出てしまいましたな(周次郎が加尾を付けてるシーンとかもそんな感じですな)。

あと、加尾と龍馬。「え?両思いだったの?」という唐突すぎる展開にちょっと唖然。確かに江戸に行く前に「好き」と伝えていましたが、「妹として」の意味合いが強かった感があったんですけどねえ。
なんかもっと伏線が前々にあってよかったんじゃ?と思いました。江戸の時とかに手紙書くとかさ。
・・・まあ、ここで加尾と両思いになっとかないと・・・という今後の展開もありますので。

そういや、なにげに瀧が再登場。まだ江戸にいたんですな。通りで一緒に帰ってこなかったわけだ。
それとプロレスラー中西学が庄屋の用心棒?として登場。肩に蟹江敬三を担ぎ上げてスパインバスターの要領で投げつけるかと思えば、さすがにそれは出来ずによいしょって感じで落としてましたな。あそこはスタント+マットで思いっきり叩きつけた方がシーン的にはよかったんじゃないかなーと思ったり。

さて、来週は江戸に再上京した龍馬ですが、半平太が土佐勤王党の先駆けとなる形を作っていく大事なシーン。これだけ意見が異なってしまっている龍馬がどういう理由で勤王党に入るのかが楽しみですな。
ちなみに、影のポイントは遂に江戸三大剣術道場がそろい踏みをします。龍馬の千葉道場、桂小五郎の斎藤道場、そして半平太の桃井道場。剣豪話が好きな人はちょっと嬉しい回になるかも。

伊集院光のでぃーぶいでぃーから学ぶ「人の心の揺らぎ方」

  • Posted by: 宝屋
  • 2010年2月21日 01:26
  • 駄日記
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「心理戦」はヒリヒリするような読み合いが楽しい。それは当事者じゃなければの話。
この「真剣ジャンケン」と「草野球連係プレー」は、黒い伊集院光が若手芸人に対する生活を賭けた心理戦のDVDなのだが、これが素晴らしく面白い。

人の心はここまで簡単に揺らぐのか、とか、人の心は疑心暗鬼になるとここまで眼鏡が曇るのか、とか、そういった「人の心の揺らぎ」を若手芸人の姿で垣間見える事が出来る。
こういったのは今のゴールデンバラエティじゃ作れないだろうなぁ・・・と思いつつ、これを年末の「笑っていけない~」にぶつけても十分に勝負できるよな、と思ったりした。まあ、こっちの方はヒリヒリした戦いなので、大笑いはないが見終わって満腹感をたっぷり感じる番組なんだけどね。

馬鹿騒ぎのお笑いや、レッドカーペットみたいな軽いお笑いに飽きた人は、ぜひこれを見て人の心理を乱す濃いお笑いを味わって貰いたい。

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龍馬伝感想伝 第7回「遙かなるヌーヨーカ」 ~土佐は苦手なのか?~

  • Posted by: 宝屋
  • 2010年2月14日 20:49
  • 龍馬伝

さて、土佐に戻ってきた龍馬の回がこの第7回。
江戸から戻ってきた龍馬はいろんな事が起きていて理解するのに必死な状況です。

今回は前半がリリー演ずる河田小龍を中心とした「動」のパート、後半が児玉清演ずる父親八平を中心とした「静」のパートだったのですが、どうも土佐に戻ってくると演出がぶれ始めるというか。

動のパートは、龍馬・半平太・弥太郎が遂に揃うシーン(しかも香川照之曰く「最初で最後の三者そろい踏み」のシーンらしい)が用意してあり、三者の考え方がはっきりした今後に繋がるパートでありますな。
しかも半平太は1年半前の半平太じゃなく攘夷思想の先鋒者になっており、弥太郎は金持ちの野心だけでのし上がろうとしており、龍馬は最新の文化を見てきた理解者となっている。この3人のイデオロギーのぶつかり合いが実に面白く、今後のドラマをどう展開させていくのか、という点が期待する所。
ぶつかり合いになると、半平太と弥次郎の雰囲気と迫力が龍馬を全て上回ってしまってますな。まあ、半平太と弥太郎は強烈な野心が濃い個性となってしまうため、ストーリーテラー的な龍馬を飲み込んじゃうのはしょうがないのか。いや、そこはぜひ座を奪うぐらいの活躍をして貰わないと・・・というのが龍馬伝ファンなんですが。

しかし、どうもこの動のシーンがぎくしゃくしてる。というか詰め込みすぎでとにかく回せ回せな感じがひしひしと感じてならない。面白くしてまっせ!という意識が空回りしてるような気がしてならない。脚本と演出は土佐っていう町が苦手なのか?という思うぐらい、どうもしっくり来ないんだよなあ。これだけ豪華なシーンだったのにかかわらず、心底面白かった!という感情が足りないのは、何のピースが足らないのだろうか?

静のパートは、児玉さんの演技力で何とかもったパート。何か龍馬の苦悩と、父親の送り出しが微妙に空回り。父親は自分はもう長くないって事を感じてるわけだが、龍馬の接し方など盛り上げ方で実に一苦労してる感じ。桂浜のシーンの後に父親のシーンを入れない事を決めていたために、そのプロセスを組み上げたために今回の作りになった・・・んじゃないかなあ。まあ秘密を抱え込んで死んじゃうとベタになっちゃうわけで、その辺りの判断は難しいと思うわけですが。

こうやってみていくと、「空回り」を何とか味のある役者で要所を締めて崩れるのを防いだ、というのが今回の感想。弥太郎の加尾への求婚失敗は最たる演出でしょう。もうこういうネタで引っ張る事は出来ないわけで、そろそろ脱却をしてもいいんではないかと。弥太郎はすでにアクが強い味のある演技をしてるわけですし。

で、いつもカットがおかしい演出がおかしいと言い続けてるわけですが、今回は特にひどかったカットが1つ。龍馬が小龍に黒船を説明する時に、二階の自室に黒船の模型を取りに行きましたよね。
あそこで二階に上がった所で一度カットを入れて、すぐに降りてくるシーンを差し込みましたが・・・
あの編集誰がやったの? あれでOK出した人馬鹿じゃね?
明らかにあのシーンで見る人のテンションがカットの違和感で一回切れましたね。
あそこは普通だと「ちょっと待ってて下さい」で登っていく龍馬をみんなが不思議そうに見送ってカットを入れて龍馬が黒船を差し出すシーンでリスタートを行うか、登っていってどこにあるどこにある!?と部屋を一度かき回すシーンを挟んで黒船の模型、とするときれいにシーンが繋がったはず。なのにあんな馬鹿みたいな切り方しちゃって・・・がっくしですな。

ちなみに、あの時代にゾウはいたのかという事ですが、調べてみると室町時代から知られていたという事で問題は無し、って感じみたいです。さすがにちゃんと時代考証はチェックしていますか。

まあ、がっくしだけじゃなく今回のポイント。
後半の八平の龍馬に対する人生論もよかったのですが、小龍が八平に「でも龍馬は太い」という一言。ここがリリーの独特の口調で言われると、実に味わいのあるセリフでした。
(あ、絶対妄想大河ドラマさんは「小龍が幼女と風呂に入ろうとする」所のツッコミを入れてくると予想)

あとポイントとしては、瀧に変わって大泉登場。
坂本「様」と言ってたの位は低いのは分かってますが、「みなさん、長次郎でございますよぉ」とか「バカじゃないのか、君」とか「おい、饅頭くわねえぇか」という図々しいセリフがある事を希望(笑)。

[38]バナナベイクドチーズケーキ #020

前回のトップバリュークリームチーズで作った所から、「今年はまずは実験作をいろいろ作った上で精度を上げてみよう」と思ってきまして。そこで手元にある本で気になっていたのが「台座をいろんな素材で作ってみる」というページ。

ってことで、いろいろ試してみよう企画として今回は「台座をクロワッサンで作ってみよう!」でございます。

スーパーに行きまして、パン屋でクロワッサンを購入。
そして果物コーナーで傷んだバナナがどっさり入ったお勤め品を発見してしまい思わず購入。これで本日は「クロワッサン台座のバナナチーズケーキ」を作る事が決定しました。バナナチーズケーキって昨年の9月以来っぽいですね。おひさ!
あと、せっかくなんでクルミを使ってみようと思い、クルミを購入。クルミの香ばしさとバナナの甘酸っぱい味に期待してレッツチャレンジ。

本には「クロワッサンに砂糖を混ぜて使う」・・・と書いているけど、甘くなるのは嫌だし、クロワッサンの皮に砂糖が塗られていたのでそのまま使用。ちぎって敷き詰めてがちがちに潰してみると・・・

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何かネコ鍋っぽい色合いに。

そしてフィリング。まあ、普段のベイクド用フィリングだけど、バナナの味を活かすために普段は大さじ1杯のレモン汁を小さじ1杯に変更。そして中ぐらいのバナナを使用し、そこに小さじ一杯のラムを隠し味として投入。それを完全にフィリングに混ぜるのではなく、ざっくりと混ぜてみました。

焼き方は今回は180度で40分焼いた後、170度で10分じっくりと焼くスタイルで。焼き目をじっくり付けてみようかなという実験です。それで出来上がったのがこれ。

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いつもながら焼き加減はいいので、早速実食です。

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[37]トップバリューを使ったベイクドチーズケーキ #019

バレンタインが近いため、サティではバレンタインコーナーを設置しているのだが、何とプライベートブランド「トップバリュー」のくせに「クリームチーズ」があるのを発見。これは試してみたいと思って一個作ってみました。

チーズ自体が実験なので、台座にコーンフレークを、中にローストアーモンドを入れてみて、しかも焼き型に初めて長方形型を使用。さて、初物尽くしのこのチーズケーキ、どうなることやら。

2010012608410000.jpg

こんな感じになりました。いつもながら焼き具合はよく見えるのよね・・・。

実際クリームチーズといいながら、内容はプロセスチーズ(ゴーダやチェーダをベースにしているらしい)であるため、いつもと違う感覚のチーズ。何しろ冷蔵庫から出した時点でチーズ自体が実に柔らかく粒子が粗い。濾した時にその内容が顕著に出ます。

コーンフレークの台座は、すごい粉っぽいというか癖があるというか、味がふすまの香りがする。これは全粒粉クッキーを使った時にも感じたのですが、どうもこの系統の素材は台座にすると鼻につく香りが出ますね。今後はこの系統は台座にしないようにしてみよう。

ローストアーモンドは、ちと入れすぎた感がある。もうちょっと少なくしてもいいかな。

そして長方形型。これが実に使い方が分からない(笑)。
型に焼き紙を噛ませるわけだけど、今までの円状の焼き型はバターを塗って密着させていたんですが、角形にはぬれないわけなんですよ。どうも違うような感じ。この辺りは勉強するしかないか。

味的には、ちょいと塩味が強い感じ。というかローストアーモンドの香りが強いのがマイナスか。
まあ、実験的作品なので悪い点がたくさん見つかったのはよいことかな。

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龍馬伝感想伝 第6回「松陰はどこだ?」 ~一人勝ち~

  • Posted by: 宝屋
  • 2010年2月 7日 20:44
  • 龍馬伝

生瀬最高!

いや、私は生瀬ファンですがね、生瀬の魅力がたっぷり入った回でしたなあ。
生瀬松陰の独壇場とも言える長~いセリフ。嬉しそうな顔、諭す顔、怒った顔、生瀬の名演顔がいくつも見る事が出来て、私は感激しちょります!と土佐弁で言いたくなります。
第六回の感想はこれだけでいいや(笑)

里見浩太朗は重鎮として場を締めました。
そして武市半平太。攘夷でやばーい路線を走り始めましたね。吉田東洋との確執がどう描かれていくのだろうかと楽しみです。

個人的に感心したポイントは、3点。
まず、龍馬が千葉定吉に許しを請う場面。許しを請う時、佐那が思わず正座するんですよ。ここに佐那の許してやって欲しい心と、龍馬に対する恋心が出てたが良かったなあ。
そして、佐那との指切りのシーン。これをいきなり出すと多分「え~、指切り!?」と思ってしまう可能性が大きかったですが、道場をさぼってる間子供達と遊ぶパートを挟む事で、無邪気な龍馬麺を見せておく事で軽減させる事が出来たのかな?と。あくまでも"軽減"ですが。
それと、松陰と会う前と会った後の龍馬の顔が少し変わった事。これは成長面を見せる上でも大事な所でしたが、まとった雰囲気といい顔つきが吹っ切れた演技になってたのに感心しました。

あと、前回から指摘したコメディパートですが、今回も登場。
佐那が兄・重太郎に「私が坂本さんに惚れてるのを知ってるくせに」「俺に任せろと言ってたくせに」とツンデレぶりを発揮。実にベタベタでちょっとかわいい佐那を見れたのですが、龍馬を心配して家まで来たりすることでその想いを出してるわけですから、必要だったのかどうか?というのは微妙な所。まあ、佐那が変わったという印象づけるシーンではありましたが。
それにしても、この「龍馬伝」ではヒロイン多いしツンデレパート多いよね。ちくしょう!(何が?)

逆に気になったポイントですが、家でのピエール瀧演ずる溝渕のパート。
道場をさぼってた期間ですが先週の続きから見ると翌日のイメージがありましたね。でも溝渕の「まんまとだまされとったわけじゃ」という発言から、かなり経ってる事が分かるわけです。まずこの時間経過をどこかでフォローしておくべきだったのではないかと。
それと「だまされてた」と言った溝渕は結構ムカッときていた演技だったわけですが、その辺りのフォローをするシーンがなかったのは残念だったなあ。

さて来週の龍馬は土佐に戻ります。あのクオリティが低かった土佐に戻るわけですが、ここ3回で保ってきたクオリティを維持できるか。江戸編は黒船という緊張が面白さの中心にありましたので、実に不安であります。それと、土佐に戻るって事でピエール瀧が遂に御役御免になりそうな予感。これは残念。
ただし見所もないわけではありません。入れ替わりで大泉が登場。そして攘夷に突っ走り始めた武市塾との絡みなど新しい緊張の種に期待したい所です。冬季五輪が始まりますがハテサテ。

龍馬伝感想伝 第5回「黒船と刀」 ~ようやくクオリティが上がってきました~

  • Posted by: 宝屋
  • 2010年1月31日 22:11
  • 龍馬伝

さて、第五回。今回はかなり面白かった。濃い所が多かったですな。
黒船の登場で、すべての常識が覆されていき、その覆されていく人々が取る行動が生き生きとしていた。

まず龍馬だが、黒船を見た時のおののき方、見てからの心の揺れ方を見せて、剛胆というイメージの龍馬の人間臭さを出してきましたね。強いだけじゃない、人は弱い所があって、それを乗り越えて行く・・・という成長物語としていいスパイスになった回だと思います。

弥太郎は意見書で高く評価され江戸に行くと思わせるが、御前にさえも呼ばれないその憤まんやるせない状況。出演は少しでしたが、この上昇志向がっつりをかき立てるのによいワンシーン。

桂は先週のつかみ所のない男だったが、黒船の時は食えぬ男を、そして龍馬が訪ねた時の苦悩と「刀を捨てるのか?」とバッサリ切った厳しいリアリストぶり。まさに七変化の「食えぬ男」というのを谷原が好演してますな。今週の一番のシーンだったと思います。

そして土佐藩主御前。誰もが言ってますが、吉田東洋のあの存在感のある顔!
そして半平太が殿様に認められ、攘夷の武士として頭角を現す喜ぶシーンは、今までの武市とは違う一面でよかったのではないかと。(逆に以蔵の佐藤健が何か甘い演技だったなあ・・・)

そして千葉道場。龍馬の率直な疑問に対し、龍馬を破門?にした千葉周吉と重太郎の顔がワンカットずつ入りますが、その苦い顔は龍馬の疑問を少なからず感じており、千葉道場故にその疑問を認めてはいけないという顔でした。これは実によかったワンカットでしたね。

黒船来航による激動の状態を上手く締めていったのが、今回随所に差し込まれていたコメディ部分。
龍馬が逃げるシーン、弥太郎が加尾に時勢を話すシーン、佐那の金つばシーン、佐那と重太郎のシーン。佐奈の金つばはどちらかといえばツンデレシーンですが、その後の重太郎のシーンに生きてくる上、佐奈と重太郎のシーンがあってこそ最後の千葉道場のシーンの重さに繋がるわけで、効果的に入れたなー、と思いました。「俺が金つばが好きなのを知って・・・」というのは、「三谷っぽ!」と思いました。
でも、個人的には弥太郎のコメディ部分が素晴らしかった。香川照之のさらっとしたツッコミが、弥太郎の加尾と時勢に対する熱さ、子供達はもうどうでもいいという感じを出すよいシーンだったと。

あと、最後5分の龍馬が千葉定吉にぶつけた疑問ですが、もしかしたら2話の「俺は人の心が何もわかっちょらん!」にリンクさせてくるのかな?と思ったのは私だけ?
佐那が定吉と重太郎には話してはいけない、と言っていながら言ってしまう龍馬。そして破門?されてしまい、江戸に送り出した父親と姉の顔を思い出し後悔する龍馬。第2話で痛感した事を龍馬は忘れてるわけですね。
次の回ぐらいで、佐那を絡めて「俺は成長していない」と悩むようなエピソードを入れてくるのか、知っていながらも口に出さずにいられないor行動せずにいられないというのは龍馬の真一本な性格である・・・という所を表すエピソードにするか、それともなーんにも描かないか、どれが来るのか楽しみです(多分3番目なんだろうけどな!

あ、それと徳川慶定で小須田康人登場。ちょっと驚いた。うつけ者役が、「朝日のような夕日をつれて」の時の社長役と被って見えたのはなぜだろう(笑)

まあ、今回突っ込むとしたら、冒頭の黒船来航の報告を受けてる時、報告を受けるとカメラがカン!カン!とフレームを切ってアップになっていくんですが、その報告とアップが全然合ってないんですよ。言葉(音)と映像が無意識にシンクロしないと気持ち悪いというのが分かるダメダメな演出でしたね。

さて、来週は生瀬演ずる吉田松陰登場。顔力と演技が神がかる生瀬の演技に期待。

龍馬伝感想伝 第4回「江戸の鬼小町」 ~トレンディ畑出身ならではか~

  • Posted by: 宝屋
  • 2010年1月24日 21:34
  • 龍馬伝

龍馬伝はキャストに目が行きがちですが、スタッフ陣もNHKにしてはかなり異色。

脚本はテレビドラマ『HERO』(2001年。2007年に映画化)や『ガリレオ』(2007年。2008年に映画化、この作品の主演も福山)等の実績を持つ福田靖。演出はテレビドラマ『ハゲタカ』(2007年。2009年に映画化)や同『白洲次郎』(2009年)の大友啓史が務める。

と、Wikipediaから引用しましたが、つまり今回の大河はトレンディドラマ畑出身が指揮棒を振ってるわけです。月9ドラマならぬ『土8ドラマ』になる・・・というのが、大河ファンとしてはハラハラしてしまうわけです。

って事で、第4回。今回は龍馬が江戸に到着して千葉道場に入門する所から。
江戸編のヒロインである千葉佐那との絡みが今回のテーマです。
結果的には無難に終了。
江戸に来てから話が展開する事に期待してワクワクしている自分がいるのが悲しい所なんですが、心開かない千葉佐那といろいろあって心を開かせることになるという龍馬の人柄を印象づける回でした。ま、無難です。

で、なんで冒頭の話をしたかというと、演出が実にトレンディっぽい作りをしてるわけです。1回から3回までもそういうケはあったんですが、特に弥次郎×加尾がらみになると演出はトレンディっぽくしていく傾向があり。今回は加尾の勉強の申し出による興奮の演出を荒波に併せて来るという演出をしてきたわけですけど。
やはり加尾に惚れてる弥次郎と、龍馬に惚れていて弥次郎の気持ちに気付いていない加尾という設定が、コミカルな男×美人の構図になるからそういう演出したくなるんだろうねえ。
そういう意味では、佐那との絡みも実にトレンディらしいツンデレな感じがあるわけですけど。まあ、あまり過ぎる事はないのでまだいいんですが、江戸に来ようとする加尾と佐那の直接対決なんかはトレンディ演出的に悪い方向に出ないかという気がしてならないんですけど・・・。
(そういうと、「新選組!」でも妻(田畑智子)と現地妻(優香)が鉢合わせるという同じようなシーンがあったわけですが、あれは自分が三谷ファンで且つ三谷作品ではよく見る展開なんでOKと思ってた所もあるんで、その辺りはとらえ方次第なんでしょうが)

トレンディドラマ畑の演出ゆえに軽いシーンになってしまうのか、それとも自分の中で龍馬伝は半信半疑の存在なのか、まだガツンとくる回やシーンが来てないわけです。印象が薄いというか、来週が楽しみ!という所がまだないですね。まだ4回ですがもう4回。ある意味1/12が終わってしまうわけで、そろそろ強烈なインパクトが欲しい所です。

そうそう。前回心配していたピエール瀧ですが、瀧の味をしっかり出せる見せ場で登場していました。今後も龍馬を色町に誘うような役柄でしばらくスポット出演するんではなかろうか!(笑)
しかも今回はAV女優の及川奈央とからんでいるという快挙(笑)。現役AV女優の及川がNHKに出るって事で結構ニュースになってましたが、このシーンは実に及川奈央が上手いというか実に妖艶な演技で私は腰抜かしましたよ。
今日及川奈央出演の日って知らなかったのですが(スタッフロールを見てなかったため)、龍馬に色目を使う所で「この役者何か違うな」と感じまして。しかも瀧と一緒に二階に上がっていくシーンで前掛けを外しながら階段を上っていくシーンが実に艶めかしい演技ですよ。すげえ!と思っちまいました。まさに「二階でいっちょやったろか!」という雰囲気を『前掛けを外しながら階段を上る』という所で出した所は実に素晴らしい。及川は今回だけのゲスト出演だとしたら、何かもったいない気がするなあ。
もちろん瀧は瀧で、往年のキャバクラキングとしての演技(というか素だったのではと思ったり)をフルに出していましたな。ブラジャーを頭に被ってタイムボカンをする代わりに、ヒゲを及川に書いてもらってました(笑)

あと、桂小五郎の谷原章介も初登場。女と遊んだ後に龍馬に「女遊びをいている時ではない!」と講釈垂れている所なんかは、『逃げの小五郎』というイメージの印象を徐々に植え付けているのか?と思ったり。そうなると桂小五郎のキャラ漬けはそういう方に持って行くのね、と。
谷原は「新選組!」の時は二枚目だったけど、それ以降いろんな三枚目などにもチャレンジしていますから、今回はその辺りを出してくるような気がします。

と、良かった点を書きましたが、今回気になったのは黒船が浦賀にやってきた所。
漁師がかなり近付いている黒船に気付いて「黒船じゃ-!」とビックリして叫ぶシーン。
これあり得ないでしょ!!!
高速艇ならまだしも、船があれだけ近付いてるのに気付いていなかったのはまずおかしい。しかもちょっと離れているのにあれだけでかかったら、接岸したらどれぐらいの大きさやねん!?という気がするんですが。
あと、「黒船」という言葉を即時にいうってのは何か言葉のつなぎ方が実に気持ち悪い。「黒船」って言葉は認識された後の名称であって、直感で叫ぶ言葉じゃないと思うんです。ここは「うわああああ、黒い船じゃ-!黒船じゃー!」と叫ぶとあまり違和感がなかったのではないかと。

あと、このシーンを見て思ったんですが、黒船来襲した時って江戸ってあんなにパニックになったんですかね? イメージでは黒船を見に行く群衆が一杯いたっていう感じだったんですが。その辺り詳しく調べてみたい所。
あと、パニックで人々が左から右に逃げてたのが多かったような。左から右へ動くと進むイメージがあるので進んで黒船を見に行く感じになってしまうので、あれは右から左へ走った方が「逃げる」という感覚が出るのではなかったかなー・・・と思ったりするわけです。舞台とかの演出的なイメージでは、ですが。

第五回は龍馬が黒船を見に行くところからです。ちなみに史実では龍馬は黒船は見てないらしいですよ。このシーンは司馬遼太郎のフィクションらしいですが、見てたほうがファンタジーが増しますからこれはこれでOKってことで。

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